「このままずっと、広告媒体に資金を吸い取られる経営を続けていていいのですか?」
ある飲食チェーンの経営者に問いかけたことから、キビタスは生まれました。
その時、その経営者はこうおっしゃいました。
「いや、〇〇なび、〇ットペッ〇ーなどの広告媒体のROAS(費用対効果)が500%以上もあるんですから、これをやめるわけにはいかんでしょう!」
以下、その経営者との問答です。
「飲食店は顧客から代金だけ受け取って帰してしまう。こんなもったいないビジネスモデルに、誰も疑問を抱かないのですか? 外食産業以外の経営者はみんな、そう思っています。なぜ代金だけもらってお客様を帰らせるのか、なぜ顧客の情報を取らないのか、と。なぜ広告業界に食い物にされていることに気づかないのか、と」
「じゃあ、どうすればいいんです? 批判や評論は誰でもできますよ!(怒)」
「あなたは、家族や知人に広告を出しますか? 例えば、新しいお店をオープンした。知人や家族にその新店を告知するとき、いちいち〇〇なびとか〇ットペッ〇ーの掲載紙面を見せるんですか?」
「いや、電話かメールで連絡して『来てよ』というだけだけど」
「そうですよね。じゃあ、広告を見て初来店してくれたお客様を2度目以降の来店に誘導するときも、同じようにすればいいじゃないですか?」
「???」
「わかりませんか? お客様に『来てよ』と連絡するだけで来てくれる環境を作ればいいのではないでしょうか? 広告は無用だとは言いません。新規開拓には必要です。でも、一度ご来店下さったお客様にもう一度広告を出さなくてはならないなんて、ムダの温床だと思いませんか? お客様が喜んで顧客情報を残して帰って下さり、お店から届く情報をいつまでも楽しみに待っていて下さり、再来店して下さる仕組みが必要だと思いませんか?」
「はは~ん。WEBサイトやアプリを作って会員登録させればいい、と言いたいんですね? つまり、あなたは私にお店のホームページをリニューアルするか、アプリを作れ、と勧めたいんですね?」
「いえ。そんなもの、何百万かけても、いや何千万かけても、ムダだと知っていますからお勧めしません。もちろん、そうなさりたいなら、なさればいいですよ。私が言いたいのは、立派なWEBサイトやアプリを作っても、お客様にとって登録するメリット、退会しないメリットがなければ、ただのネオン看板に過ぎないじゃないか、ということです。そんなカッコいいだけで顧客情報が少しも集まらないWEB戦略に何の意味があるんです?」
「じゃあ、どうすればいいんです?」
「街を作ればいいんです」
「街?」
「はい、街に人が集まる理由はご存知ですか?」
「う~ん、色んなモノがたくさん集まってるから、それを目当てに人が集まる。かな?」
「そうですね。つまり、街には集客力がある。色んな店や企業がいろんな魅力をそろえているから、人が集まる。そして、そういう街から人は出ていかない。つまり、保客力があるということです」
「それをオンライン上に作ると?」
「そうです。あなたのお店が一店舗だけポツンと存在する街に、人は集まりますか?」
「いや」
「あなたもお店を出す前に、その街にどれくらい人が集まるのかを調査するはずです。オンライン戦略、WEB戦略もそれと同じことが必要です。色んな企業の色んな魅力が集まるオンラインの街なら、人が集まり、出ていかない。そこなら、あなたのお店のWEBサイトやアプリにも人が集まるし、人が出ていかない」
「なるほど。そんな街あるの?」
「いえ、まだです。でも、これからちょっとずつ作っていきますよ」
「楽しみにしてるよ。その時は、その街に出店させてもらうよ」
そうして数年経ち、キビタスが誕生しました。
キビタスは、街です。と言っても、物理的には存在しないバーチャルな街です。
しかし、そこにはたくさんの人が集まっています。色んな企業が色んな魅力を発信しているから、その街には人が集まり、街から人が出ていくことがありません。
もし、貴店がWEBサイトやモバイルサイト、アプリを作っても、お客様がなかなか登録してくれない、とか、登録してもすぐに退会してしまう、といったお悩みをお持ちであれば、是非、キビタスに出店してみてください。
貴店が集めた会員はもちろん、他の企業が集めた会員も貴店に集まってきます。
既存のWEBサイトやスマホアプリは、あくまで自社の顧客だけを集めるための装置でした。
キビタスは違います。キビタスは、街の集客力と保客力をオンライン上に具現化したクラウドシステムです。
顧客は、あなたのお店に登録すると同時に「キビタス」という街にも登録します。
キビタスにはたくさんの企業がたくさんの魅力を発信しています。
顧客はそのたくさんの魅力に惹かれて、キビタスの中にずっと滞在してくれます。
自社の情報しか発信しない今までのWEBサイトやアプリとは、一線を画すのです。
実は、その仕組みが特許にもなっているんです。
「企業が顧客を囲い込む」なんていう言葉はただの幻想にすぎません。
「街が顧客を囲い込む」のです。企業は、その街の集客力・保客力を活用するだけでいいのです。
どうですか? 一店も飲食店が存在しない街にあなたは出店を考えないでしょう?
あなたのお店が一店だけポツンと存在する街に人は集まると思いますか?
WEB戦略、オンライン戦略も同じことですね?
オンライン上にたくさんの人と企業が集まる街があり、そこにあなたのWEBサイトも存在する。
そういう環境を作れば、広告媒体への依存度が下がっていくと思いませんか?
キビタス出店企業が力を合わせて、登録顧客(キビタス市民)を増やせば、キビタスという街そのものが大きな広告媒体になる!
そう思いませんか?
街って、存在そのものが広告なんです!!!