「その国の味」って何だろう?


30年ほど前に、著名なコンサルタントか政治家か忘れたが、「その国にはその国の味があるから、寿司は海外で普及しない!」と高言した人がいたが、今や、寿司はおろか、ラーメン、お好み焼き、焼き鳥、たこ焼き、たい焼き、「和食」の名のもとに何でも進出して、そこそこ普及している。

そもそも、「その国の味」なんていうものはあるのだろうか?

確かに、昨日までアメリカでピザやらホットドックばかり食べていたアメリカ人に、おつゆに入っている昆布とカツオの味を感じろ、といっても無理な話だが、人の舌は味に慣れてくる。

日本人だって、平安時代からラーメンを食べていたわけではないし、たこ焼きだって1933年に会津屋が発売したのが最初だと言われているから、近々80年。その当時より、情報も人も往来が激しい現代ではもっとスピーディに味覚は変わっていく。

最近ある大学の先生が、「マルクス経済学をベースとした考え方では現代のビジネスをとらえきれない」と仰っていた。昔の偉い学者や政治家といえども、時代の速さ(主にIC回路の処理スピードと小型化に関係あるのだと思うが)がここまでとは想定に入れていなかった。

人は目まぐるしく変化している。変化を恐れるとか恐れない、とかいう議論をしている間に、置いて行かれる。

「昨日の常識は今日の非常識、今日の非常識は明日の忘却」(真名井たける)

うん、名言ぽく締めくくれたな。

では、また次回!

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